誕生日

ちょうど一年前のこの日、たくさんの人々の手と血と思い・・・魂をわけてもらい、生命を授かりました。
母親から血肉をわけあたえられ、たくさんの人々の手と思いに包まれて生まれたあの日ににていると思ったので、こんな題名です。
一年前のこの日、あれだけ強く生きることを望んだのに、欠陥だらけの自分の肉体と対峙すると時々挫けそうになります。
病院にいた頃は、しゃべれるようになっただけで喜んでいました。
食べ物が食べれるようになったときも、内臓が傷ついているから食べることが本当に痛くて苦しいのに嬉しくて。。はじめてベッドからでて、自分の足を地面についたときなんかは本当に感動して泣いちゃいました。まだまだ体調悪くて、本当に苦しいのに、左腕なんか全然処置してないから骨折れてプランプランしたまんまなのに、生きていることがただただ嬉しかったんです。

今は、、、足が痛むだけで、腕が痛むだけで、泳ぐときにちゃんとバタ足ができなかったり、左手で重いものがもてないだけで、情けなくて、悔しくって、泣きそうになります。
生きてるってことに比べたら全く大したこと無いのに。。。生きていることを当然と思ってしまっているんでしょうね。生きることが、どんなに大変で、たくさんの人々の力を借りているか、分かっているつもりなんですけど、、、悟りにはほど遠いっていうことでしょうか。